こんにちは。家族を楽しむお母さんの習慣形成コーチ ふぁみママこと渡邉さおりです。
【夢】という言葉から、親御さんであるあなたは何を思い浮かべますか?
もしお子さんに、夢はなに?と聞かれたら何と答えましょうか。
今日はそんな夢にまつわる話です。
目次
お父さんお母さんには、夢はありますか?
はじめに、お父さんお母さん!質問です。実際に答えてみてくださいね(^-^)
① 夢はなんですか?
② 夢の大きさはどのくらいですか?
③ 夢はいくつ持っていますか?
④ 夢は叶うと思いますか?
答えるのに、躊躇された質問はありますか?
ちなみに私は、はじめにこの質問を聞かれたときには全然答えられませんでした(笑)
ですから、答えられなくても気にしないでくださいね。
子どもには、夢がいっぱい!?
SK-ⅡDream Againの『夢は子どもだけのもの?』という動画を、見られたことがあるでしょうか?
何人かのお母さんと子どもが出てきて、質問に答えていきます。
夢は何ですか?と聞かれて、すぐに答えが出ないママ達。
夢の大きさは?と聞かれて、とても小さいサイズでしか示せないママ達。
対して、子ども達は、夢のサイズを地球より大きいと表現し、体いっぱい使って表現しようとします。
夢はいくつぐらい持てる?と聞かれると、10個や3~4つと答えるママ達に比べ、子ども達は目をキラキラ輝かせながら、「100個以上」「一億!」と答えます。
夢は、年齢によって変わるかな?
子ども達の夢は、年を重ねることで微妙に変化してくるようです。
幼稚園や小学校低学年の頃の夢は、戦隊ヒーローやヒロイン、サッカー選手や野球選手だった子達が、中学生ぐらいになってくると、突拍子もないことや現実離れしたことはだんだんと言わなくなるようです。夢はまだないと答えたり、具体的な職業名になってきたりします。高校受験が視野に入ってくることで、漠然としていた未来が、少し現実味を帯びてくるのかもしれません。あと『夢=将来の夢』に限定されてくるようにも感じます。
先日実際イベント会場で見たのですが、高校生になったらもっと現実的で、『第一志望校合格』『公務員』とかが夢になったりします。
夢って、そもそも何でしょう?
私は、名古屋のMID-FM76.1で、『dream connect』 というラジオ番組のパーソナリティーを交代で務めています。その番組では、最後に、ゲストさんに夢の定義をお聞きしています。そもそも夢とは何なのか、どういうものだととらえているかを聞く質問です。
これ!実は、10人聞けば10人とも全く違うんです。1年以上毎週違うゲストさんに聞き続けていますが、同じ人は誰一人いません。ということは・・・そもそも、夢というものをどうとらえているか、一人一人が全然違うということなのですよね。
例えば、こんな人がいます。
夢とは・・・・・
・情熱的に生きるためのエンジン
・叶わないもの
・どうせ叶うもの
・カラフルな絵の具みたいなもの
・ワクワク心が突き動かされるもの
・自分を成長させてくれるもの
・簡単に手が届かないから、頑張ろうとするもの
はい、定義ですから、具体的ではありません。そして、正解不正解もありません。でも、人は定義を持っていると定義に合うように、考え、語り、行動します。ですから、『夢は叶わない』『夢を叶えることは難しい』『夢をたくさん持つことはできない』という定義を持っていると、それに見合った言動になるわけです。
やりたいことは、全部夢!にしてみよう
もちろん、定義は個人で違うので、強制ではないのですが、もし、今まで考えたことがなかったとしたら、ぜひ『やりたいと思ったことは全部夢』と思うことを、定義の一つにしてみるのをお奨めします。夢の大きさ、数、実現可能かどうかなどは関係ないのです。やりたいと思うことですから。
私達大人は、日常に忙殺されて、正直自分の夢を語ることも少なければ、ましてや追いかけることなんて実際には難しいのかもしれません。でも、やりたいなと思うことが夢だと考えれば、そんなに難しいことではありません。休日にはジムに行ってみたい、映画に行ってみたい、花火大会に行ってみたい、雪まつりに行ってみたい、スイスに行ってみたい、世界一周に行ってみたい・・・・心にジムに行ってみたいか問いかけて、行ってみたいと思うなら、近所のジムを調べるみたいに具体的な一歩が踏み出せます。そうしたら、ジムに行ってみたいという夢は、行動というプロセスに入れば簡単に叶えられます。
- やってみたいことを心に浮かべる
- やってみたいかどうか、心に聞く
- やってみたいことならば、そのための一歩を踏み出してみる
子どもに夢を持ってほしければ、まずは夢を持っている大人になろう
私は、手が届かないから夢なんだと、もともとは思っていました。手を伸ばすことすらあきらめていました。でも、『やりたいと思ったことは全部夢』と思って、視点を少し変えるだけで、大人は大人なりの、母は母なりの夢に手を伸ばすことができると思うようになりました。そして今では、夢って案外一歩踏み出せば手に入ることが多いのかなとも感じています。
まとめ
中学生や高校生になると、夢が現実的になるのはなぜでしょう?『やりたいと思ったことは全部夢』が定義ではなくなってくるからですね。そんなことを言っていると恥ずかしいとか、馬鹿にされるとか、子ども達の中でもいろいろとあると思います。でも、心に宿った夢までもつぶさなくてもいいように、できたら親として何らかのサポートをしたいものですね。とすれば、お父さん、お母さんが、まずは心に宿った夢を大切にする、というのはいかがですか。
子ども達は、何歳になっても親の鏡です。夢を持っている親御さんの姿を見せていただけるといいなと思います。そうすれば、親子で夢が語れるようになりますよ。親子がお互いに、夢の応援者になれれば、こんなに楽しいことはありません。試してみてくださいね!
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