ドリプラでわかったこと その2

家族を楽しむお母さんの習慣形成コーチふぁみママこと渡邉さおりです。

題材はドリプラですが、こちらはちょっと、家族に関係するお話になっています。

 

私のドリプラチャレンジは、実は、他の人とはちょっと違う点がありました。

それは・・・高校1年生の息子も、一緒にチャレンジしていたのです。

配偶者や親がプレゼンターを支える支援者になる話は、間々聞きますが、我が家は2人ともがプレゼンターでのチャレンジでした。

 

親子で同じステージに立つ・・・はじめは、本当だったら素敵だなと軽い気持ちで、息子も私も思っていました。周りの人からは、親子でドリプラに出るという例は、今まで聞いたことがないと言われました。それならなおさら、いいじゃん!と少し思っていました。

 

ただそれは、1人でも大変なのに、1家庭に2人もいたら、それはもう~とんでもなく大変なわけで。だから、一家に2人はなかなかいないんですね。でもそのことに、私達親子は、プレゼンターに決定するまで気づきませんでした。今は、ドリプラも終わり、笑い話にもなりますが、正直、本番直前は家庭崩壊の危機を感じるほどに、お互い煮え詰まっていました(笑)

 

『本気を出す』ということは、多分そういうことで、心の奥深くに眠っている自分にたどり着いて、ごそごそと掘り起こすことでしか、見えないもののようにも思いました。親子ですから、互いの本気度も見えますし、進度も見えます。いいことも、悪いことも、丸見えなわけです。

 

また、一家に2人いるからこそ、深く気づくこともありました。自分が焦点を当てたものや気になっているものしか、案外目に入らないし、改善点も見えないということ。その代わり、写し鏡のように、互いのことが見えるので、結果的に自分のことも見えるようになること。アイデアが倍出て、それに対するストレートな意見も倍出ること。たくさん学ぶ事ができました。

 

夢の事業プランなのに、なぜか、時にはけんか腰で、時には半泣きの母と息子。

私達の救いは、中2の娘(妹)でした。

 

「本当に、それがやりたいの?」

「それをやったら、どんないいことがあるの?」

「誰が幸せになるの?」

「ママや兄貴は、こんなにもめてるのに幸せなの?」

 

娘は、時に冷静に、時におもしろ半分に、絶妙なタイミングで、気づきを与えてくれました。

そして、おいしそうにご飯を食べ、いつも笑ってくれていました。

 

「なんとかなるから大丈夫じゃない?」

「エネルギーを入れてあげよう。」

そういう娘に何度も助けられました。

息子と私の夢の事業プランは、かけがえのない日常の中にリンクしています。

 

日常に引き戻してくれたのは、いつも娘でした。

大切なことが日常にあると気づかせてくれたのも、いつも娘でした。

 

光が当たる人の周りには、必ず、影となり支えてくれる役割の人がいます。いえいえ、影となり支えてくれる役割の人がいないと光が当たる人は成り立たないのかもしれません。今回私は、支えの人がいかに大切な役割か、あらためて気づくことができました。

 

もしかしたら、家族という単位は、光が当たる役割と支えの役割を互いに交代しながら、ずっとずっとチームであり続けられる存在かもしれません。

 

親は、部活や受験など、子どもを支える機会は日常的にありますが、ドリプラでなくても、どこのご家庭でも、何か家族で役割が交代できるような、子どもの頑張りを支える機会と、親の頑張りを支える機会があったら素敵だなと思いました。

親子でいつまでもお互いに成長し合い、高め合える存在でいられたらいいですね。

 

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