子どもが学校で、「お前の夢は叶わない」と言われたら・・・

こんにちは。家族を楽しむお母さんの習慣形成コーチ ふぁみママこと渡邉さおりです。
我が家では小さい頃から、自分の夢を書いたり語ったりすることを習慣にしています。

でもね、たまに嫌な思いをすることもあったりします。それは、例えばこんな感じです。

「お前なんかに、そんな大学、受かるはずがねえ。」と言われたら

テレビドラマのセリフみたいでしょう?
これは、実際息子がクラスメイトに言われた言葉です。
こんなことを言う子が本当にいるんだと、母はちょっと驚きました。それも、一人ではなく、徒党を組んで3人から言われたといいました。息子が掲げた目標は、確かに高校1年生の今はまだ、簡単には手が届く大学ではありませんが、実際入っている人もたくさんいるのですから、叶わない夢とも言い切れません。

実際子どもも、全否定ぐらいでは、ひるむタイプではありませんから、どんな風に受験プランを考えているか、塾の先生と決めたスケジュールを逆に話してやったと言って笑って帰ってきました。

でも、なぜこんなふうに人の夢を全否定・・・するんでしょう?
こういう人のことをよくドリームキラーといいますね。
ドリームキラーになる人は、あなたが変化することで影響を受けやすい身近な人が多いです。みんな居心地のいい快適な生き方をしたいので、誰かの影響で、その居心地の良さを変化させられたくないのです。

 

ドリームキラーとは・・・

 

  • 夢を壊す人、夢を否定してくる人、夢を考え直させようとしてくる人
  • 親、先生、クラスメイト、恋人、塾の先生がなりやすい
  • 実は2種類ある
    ① 善意のあるドリームキラー→普段のあなたをよく知っている人なので、あなたの変化を恐れたり、失敗を案じてたりして、先にやめさせようとする【心配】
    ② 悪意のあるドリームキラー→妬みや嫉妬からくる感情に支配され、人の夢を意識的に阻止しようとする【妬み】

 

例えば、息子が頑張り出すことで不都合な状態になる子がいるとします。

さて、どんな子でしょうか?
①頭のいい子・・・息子の成績が上がり、上位の子を抜かすようになれば、上位にいる子は当然順位が下がります。
②同じようなレベルの子・・・同じような成績の友達がいるのは、安心します。ぐっと成績が離れると何とも言えず悔しい気持ちになるのは当然です。
③遊び仲間・・・いつも一緒につるんで遊んでいた子にとっても、遊び時間を勉強時間に充てるのですから、遊び仲間が減ります。
④(私はとりあえずまだ言ってはいないのですが、ここには親も入る可能性があります。学費が高い、下宿は難しい、家から通える国立にしなさい、なんて親から条件を突きつけられる話はよくありますよね。)

言っている子が、どこまで意識しているかはわかりませんが、ドリームキラーは、案外身近にいるものです。友達や親がドリームキラーになると考えるのは、ちょっと寂しいことでもありますが・・・

 

心配する気持ちのドリームキラー VS 妬みの気持ちのドリームキラー

どちらの子の態度や言葉が刺さると思いますか?
心配する気持ちを持ったドリームキラーは、あなたやあなたのお子さんのことを考えてくれていますが、妬みの気持ちを持ったドリームキラーは、残念ですが、あなたやあなたのお子さんのことを想っての気持ちではありません。ドリームキラー自身の気持ちだけに目が向いているのです。
ですから、ダメージを受けやすいのは、妬みの気持ちを持ったドリームキラーからのメッセージです。夢を否定してくるのですから、やり切れません。
こういう妬みの気持ちを持った悪意のあるドリームキラーは、あなたやあなたの大切なお子様のやる気を削ぎます。傷つけます。自分の夢は自分で守りましょう。こういう人には夢の話を理解してもらいたいと思わなくてもいいのです。

 

善意のドリームキラーからドリームサポーターへ

ちなみに、心配する気持ちを持った善意のあるドリームキラーは、もしかしたらドリームサポーターになってくれる可能性も秘めています。心配してくれるということは、それだけ大切に思ってくれているということだからです。あなたやあなたのお子様が本気で夢を追いかけ始めれば、心配性のドリームキラーが最強のドリームサポーターに変わってくれるかもしれません。変えさせるのは、もちろん夢を持っている本人の熱意と行動力です。そして計画性、そしてワクワク感もとても大切です。本気で夢に向かえば、行動を起こしていれば、いい加減な気持ちで言っているわけではないことがわかります。何を援助してほしいのか、何を協力してほしいのか、具体的になればなるほど、サポーターの方も協力する方法がわかります。巻き込まれていきます。そうやってあなたの周りのドリームキラーをどんどんドリームサポーターに変身させていきましょう。

 

最後に

あなたは、誰かのドリームキラーになっていませんか?
もしかしたら、「これはちょっと今の自分にはできないかな」「やってみたいけど時間がないな…お金がないな…」と思うことはありませんか?
これ!あなたがあなた自身のドリームキラーになっているかもしれません(笑)自分自身が自分のドリームキラーになっていることに気づかないと、自分がお子さんのドリームキラーになっていることにも気づきにくいですよ。
子どもの行動は親の鏡。いつの間にか、お子さんがお子さん自身のドリームキラーになっていくかもしれません。負のドリームキラー連鎖です。
でも、そんなのはちょっと残念ですよね。

自分のことは自分が一番信じてあげる。そうであってほしいと思います。
居心地のいい領域から少しでも抜け出すチャレンジをしてみたら、あなたやあなたのお子さん自身が自分自身の最高のサポーターになれるかもしれません。
夢のある人生を、親も子も楽しみましょう!

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